このブログを書いたきっかけと、私の色彩検定2級体験談
色彩検定2級って、どれくらい勉強すればいいの?
育児・家事・仕事に追われながら、私もそんなふうに検索した一人でした。
実はこのブログ、グラデーションパーソナルカラー講座を受講してくれた生徒さんから
「どんなふうに勉強していたか教えてほしい」とリクエストをもらったことがきっかけで書いています❤️
3級を飛ばして2級を一発合格した私の体験談をもとに、勉強法・教材選び・難しかったポイントやノート術まで、リアルな工夫をまとめました。
忙しい毎日でも、合格はちゃんと目指せる✨☺️
そんな背中を、少しでもそっと押せたら嬉しいです。
色彩検定3級を飛ばして2級を受けた理由と背景
色彩検定には、3級・2級・1級というステップがありますが、私は3級を飛ばして、いきなり2級から受験しました。
なぜそんな選択をしたのかというと、すでにJPFCAのカラーリスト養成講座で色彩の基礎を学んでいたから。
講師になる前ではありましたが、カラーリストとして必要な「色の基本」は自分の中にあると感じていました。
それに、子育てや仕事に追われる毎日の中で、“時間を効率的に使う”ことが最優先だったというのも理由のひとつ。
「3級の内容はかぶっている部分も多いし、飛ばしてもいける」と判断し、思い切って2級にチャレンジすることにしました。
今思えば、この選択は私にとってベストだったと思っています。
2級を受けたことで、“自分の知識を使えるレベルまで引き上げる”という視点を持てたからです。
色彩検定2級、私の勉強時間とおすすめ教材
私が本格的に色彩検定2級の勉強を始めたのは、試験の約2ヶ月前。
子どもたちが寝静まった夜に、毎晩2時間ほどの時間をつくってコツコツ進めていました。
朝はお弁当づくりや家事、当時はパートもしており、準備でバタバタだったので、「夜だけが私の時間」。
ポモドーロタイマーやYouTubeの“作業用集中音楽”を活用しながら、集中して取り組んでいました。
使用した教材:
- 色彩検定2級 公式テキスト
- 長谷井康子さんの2・3級対応問題集
- 過去問4年分(公式の過去問題集)
私のように、飛び級受験をする人、または将来的に1級の受験を考えている人は、この時点で3級の内容も勉強できる問題集の購入をお勧めします!3級で学ぶ内容は、1級での基礎となる部分にあたるので、ぜひ理解はしておいてくださいね♡
私の勉強法
私の場合は、勉強期間は2ヶ月。
最初の段階で過去問から出題傾向を読み解き、後半の1ヶ月は応用編として問題集を解いていました。そして、最終的には過去問に戻り、答えを覚えるまで解く!
過去問→問題集→過去問のサンドイッチ方式で勉強していました。
SNSや講座を通じて受験者の声を聞いていると、
「3ヶ月前から週1〜2で進めた」「1ヶ月で一気に仕上げた」など本当にさまざま。
大切なのは、“自分の生活に合ったペースを見つけること”。
色彩検定2級はしっかり取り組めば、確実に力がついていきます💪✨
色彩検定2級のつまづきポイントと克服法
色彩検定2級では、覚えることが本当に多いです。
その中でも私が特に難しいと感じたのが、マンセル表色系・光の単位・配色技法・演色性(Ra)などの理論部分でした。
最初はただ読んでいても理解できなかったので、「並べて見える化する」「図解する」など、自分なりの方法でノートをまとめ直しました。
とにかく“書く”ことで理解が進むタイプだったので、1つずつ図を描いて言葉に変換していく方法が合っていました。
私のオリジナルノートより
実際に勉強していたときのノートを一部ご紹介します。
とにかく「見える化」して、頭と心に落とし込んでいくようなイメージでまとめていました。




特に「トーンの違い」や「配色技法」は、表でまとめたり、色を並べて貼ったりして整理。
色を目で見ながら記憶できる工夫がとても役立ちました。自分なりの解釈用語を作るのも有効です。
また、色名の覚え方もなかなか苦戦ポイントでした。
問題集の印刷と実際の色の見え方が少し異なっていて、「これってあの色??」と混乱することも…。
私は本番の試験当日、まず最初に“色名問題”から解くようにしていました。
理由は、「あとで忘れるから」。笑
朝イチの脳で記憶が一番クリアなうちに処理しておくと、気持ちも楽になります。
覚えるよりも、理解して整理すること。
それが合格の近道だったと、今では実感しています。
まとめ|色彩検定2級は“力になる試験”
色彩検定2級は、取り組んだ分だけ“確実に力がつく”と実感できる試験。
色と向き合う中で、“私の見方”も少しずつ育っていきました。
…そしてこのあと、私は1級にもチャレンジすることになるのですが、
準備期間は、なんと1ヶ月。(今思えばわりと無謀でした…笑)
それでも、2級で積み上げた基礎があったからこそ、
「ちょっとやってみようかな」と思えたのかもしれません。
またどこかで、その時のこともシェアできたら嬉しいです。



2級を受験される皆様が楽しく勉強できますように♡