


4シーズンを、プロの視点から紐解く連載シリーズ!
第2回は「イエベ春(スプリング)」の深掘りです。
パーソナルカラーの基本の4シーズンでの分類。
現場で活用するためには「なんとなくのイメージ」ではなく、色彩学に基づいた定義を理解しておくことが重要です。今回はその「色の属性」と「現場で感じるグラデーションの面白さ」についてお話しします。
1. 「イエベ春」の基本的な定義
イエベ春の定義は、色彩学で言うと【イエローベース × 高明度 × 高彩度 × 清色】です。
一言で表すと「明るく、鮮やかでクリアな色」が得意なエリアです。




ただし、この定義はあくまで4つにタイプ分けをするためのもの。この基準を軸として頭に入れておくことで、他店で診断を受けたお客様とも、プロとして論理的な分析(なぜそのシーズンと言われたのか、なぜ違和感があるのかなど)が可能になります。
また、属性の組み合わせパターンは、前回のブログのようにもう少し詳細に書くこともできるのですが、今回はあくまで2つのうちならばどちらか という概念でお届けしています。
なお、私が普段採用しているグラデーションカラー診断ではもっと細かく分析していますので、ご了承くださいね。
2. イエベ春(スプリング)が持つ、色素質感
さて、ここからは私が普段呼びなれている〝スプリング〟と呼び方を統一して解説していきますね!
スプリングの方が持つフレッシュさは、その方が生まれ持った「色素と質感」によるものです。「なぜその色が似合うのか」を紐解くポイントは以下の3つです。


- 肌:オークル系の薄い肌。みずみずしいツヤを感じさせる肌質。
- 髪:地毛はブラウン系で少なめ。天使の輪(キューティクル)を感じる絹糸のようなツヤ髪。
- 瞳:ガラス細工のように澄んだ輝きがあり、黒目と白目のコントラストがはっきり。
キラキラとした質感、明るめの色素を持っているから下のような明るく可愛らしい色が調和します。


もちろん例外もありますが、基本的に似合う色は「自分自身が元々持っている要素の延長線上にある」ものです。この「自分が元々持っている色素質感」を見つけることが、パーソナルカラー診断の魅力でもあります。
3. 現場で感じる「教科書にはないグラデーションの幅」
もちろん、すべてのスプリングさんが「教科書通りの色」が全て似合うわけではありません。
診断の現場に立っていると、「ベージュやキャメルよりも、むしろスッキリとしたネイビーの方がお顔立ちが綺麗に見える」というスプリングの方にも出会います。また、鮮やかすぎる色だと逆に「色に負けてしまう」という方もいらっしゃいます。
これこそが、グラデーションカラースケール®で見つけるパーソナルに特化した診断の面白さです。
あなただけの「パーソナルカラー」を見つける
スプリングと一言で言っても、ベースカラーがイエベ・ブルベの間にある「ニュートラル」な領域にかかっていれば、鮮やかさが優先の人、明るさが優先の人など、似合う色の特徴は人それぞれです。
単に「どのシーズンか」を決めるのではなく、グラデーションカラースケール®︎を用いて、ベースカラーだけでなく彩度や明度の幅を丁寧に測ること。それを行うことで、あなただけの「その人に似合う色の特徴」が確実に見つかります。



次回は、梅雨時期の紫陽花のような繊細な美しさを持つ「ブルベ夏」の定義についてお話しします。どうぞお楽しみに!











